幹細胞・培養上清治療
- Stem cell and culture medium transplant -
培養細胞(幹細胞)や、その培養上清による治療は、未来の治療としてたいへん夢の持てる治療です。
さまざまな治療法をもってしても治癒が難しい自己免疫がらみの病気や、骨などの組織そのものが喪失してしまった病気にも、幹細胞移植や培養上清が作用して、免疫の正常化や組織再生がもたらされる場合があります。
私たちのクリニックでは、細胞培養室で患者さん(ペット)自身の組織から幹細胞を増やしたり、幹細胞が分泌した有効成分を大量に含んだ培養上清を製造することができます。
また、歯の内側にある「象牙質」から作製した別の再生材料(DDM:脱灰象牙質基質)を歯周病による骨欠損や、会陰ヘルニアなど組織欠損を起こす病気に対して臨床応用を行っています。
いずれも北海道大学薬学部との共同研究です。