腹腔鏡による手術
- Laparoscopic surgery -腹腔鏡下での避妊手術
道内では、犬や猫での腹腔鏡手術がまだ普及していませんが、傷が小さく身体の負担が少なくて済む手術方法です。 当クリニックでは2006年に技術導入し、延べ400症例の腹腔鏡手術を実施しています(2018年末時点)。
犬・猫の避妊手術
(腹腔鏡下卵巣摘出)
犬・猫の潜在精巣摘出
予防的胃固定
腹腔鏡補助下での
異物摘出
腹腔臓器の生検
などの手術が可能となっています。なお、腹腔鏡手術は技術上の制約から、体重2.5kg未満の犬・猫には原則として適用できません。
内視鏡下手術に必要な機械類は、一つでも故障すると手術が続けられなくなります。そのため、全ての機械についてサブ機を準備し、バックアップ態勢も整えています。 また、どの手術にも言えることですが、停電すると全ての機械が停止してしまうため、非常用電源を備え、非常時のスタッフ訓練も定期的に実施しています。